皮膚科、痩身・しみ、しわ治療の美容皮膚科なら長野市「わかこ皮ふ科クリニック」へ。

医療法人咲花会 わかこ皮ふ科クリニック皮膚科・美容皮膚科

長野県長野市若里4丁目14番35号

●診療時間<皮膚科>9:00~12:00 15:00~17:30 <美容皮膚科>9:00~17:30(完全予約制)

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酒さ・赤ら顔

酒さ rosacea

酒さとは、顔の中心(鼻、頬、顎など)に

○潮紅や紅斑

○毛細血管拡張

○丘疹や膿疱

などの症状が生じ、

○ほてり

などの自覚症状を伴い、慢性に経過する皮膚疾患です。

病因・増悪因子について

酒さの病因は不明ですが、遺伝的背景に以下のような増悪因子が関与していると考えられています。

 増悪因子
環境

紫外線、高温の気候、低温の気候、暖かい部屋、熱い風呂、

湿気、風

食事アルコール、香辛料、熱い飲み物
外用品特定のスキンケア用品など
病型

酒さは、以下の4型に大別され、通常と進行します。

  1. 紅斑・毛細血管拡張型(顔が赤く、毛細血管の拡張を認めるタイプ)
  2. 丘疹・膿疱型(赤みだけでなく、ニキビのようなブツブツが伴うタイプ)
  3. 腫瘤・鼻瘤型(鼻が凹凸不整に肥大し、毛穴の開大が目立つタイプ)
  4. 眼型(目の周りの腫脹や結膜炎、角膜炎などを生じるタイプ)

その他に、特殊なものに肉芽腫性酒さや、電撃性酒さなどもあります。

酒さの診断について

日本には、酒さの診断基準がないため、「赤ら顔や顔のブツブツ」が生じた患者さんが受診された際には、酒さ以外の疾患が全て否定されて初めて診断できるという側面があります。

酒さの鑑別疾患(似たような特徴を持つ別の疾患)として、以下のようなものがあります。

  • 尋常性ざ瘡(ニキビ)
  • 口囲皮膚炎
  • 接触皮膚炎
  • 脂漏性皮膚炎
  • 光線過敏症
  • 蝶形紅斑
  • 顔面播種状粟粒性狼瘡(LMDF)
  • サルコイドーシス
  • 皮膚筋炎
  • 好酸球性膿疱性毛包炎(EPF)
治療について

酒さの鑑別疾患が否定され、酒さと判断できれば治療を開始しますが、酒さの治療は、病型ごとに変わります

そして、問題なのは、欧米で酒さの治療法として推奨されているものの多くが、日本では保険適応外となることです。

残念ながら、日本の酒さの治療は欧米に比べ非常に遅れているのが現状ですが、当院では、酒さに悩んでいる患者さんに対し少しでも力になりたいとの思いから、酒さの治療の選択肢をいくつかご用意しております。

保険適応外の治療が含まれるのは、上記のような医療事情と御理解いただければ幸いです。

紅斑・毛細血管拡張型酒さの治療

漢方薬

酒さは、漢方医学では「瘀血(おけつ)」が基本にあると考えられています。(瘀血とは、血流の停滞、微小循環障害を意味します。)

そのため、駆瘀血剤である

○桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

○加味逍遙散(かみしょうようさん)

○当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

などを基本とし、火照りやのぼせなどに応じて

○白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)

○黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

○温清飲(うんせいいん)

などの清熱剤を適宜併用します。

光治療 IPL治療機

当院の光治療機は、最新の血管用フィルターを搭載しています。

530-650nm&900-1200nmの波長フィルターを用いることで、皮膚血管のヘモグロビンをターゲットにし、毛細血管拡張を治療することが可能です。

詳しくはこちらをクリック

丘疹・膿疱型酒さの治療法

内服薬

漢方薬

丘疹・膿疱型は、漢方医学ではニキビに準じた治療を行う場合が多いです。

そのため、紅斑・毛細血管拡張型で用いる駆瘀血剤

○桂枝茯苓丸

○加味逍遙散

○当帰芍薬散

をベースに、

○十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

○清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

○荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)

などのニキビ治療に用いる漢方薬を併用します。

テトラサイクリン系抗生物質の内服

酒さに対するテトラサイクリン系抗生剤の内服は、抗菌作用ではなく、抗炎症作用が注目されています。

海外では、2006年に低用量ドキシサイクリン徐放カプセルが酒さに対する内服薬としてFDA(日本の厚生労働省にあたる 米国厚生省に属する、アメリカ食品医薬品局 )で認可されましたが、日本では認可されていませんので、ミノマイシンビブラマイシンなどを使用することが多いです。

当院では、テトラサイクリン系抗生剤の内服は、1~2か月間を目安に処方しています。

外用薬

アゼライン酸高濃度配合クリーム:AZAクリア

アゼライン酸は、海外ではニキビや酒さの治療薬として推奨されていますが、日本では承認されていないため、当院ではアゼライン酸含有化粧品を採用しています。

アゼライン酸の外用は、内服薬と併用しますが、丘疹・膿疱などの再発を抑える目的で、テトラサイクリン系抗生剤の内服を中止した後も継続して使用します。

(1本15g  税抜き\1,800)

メトロニダゾール外用薬

メトロニダゾール外用薬は、海外では酒さに対する標準治療薬ですが、日本では承認されていないため、保険適応外となります。

(10g 税抜き\2,000 )

腫瘤・鼻瘤型酒さの治療

日本人では、腫瘤型・鼻瘤型まで進行する人は少ないのが特徴ですが、治療としては外科的治療になるため、当院では治療を行っていません。

酒さの治療のポイント

酒さの治療として、上記の薬物治療が基本ですが、それに加え日常生活における心がけが大切です。

つまり、増悪因子とされているアルコールや刺激物の摂取を控え、ストレスを溜めないことと、日焼け止め塗布などによる紫外線防御や低刺激化粧品による適切なスキンケアが重要です。

酒さに対するスキンケアのポイント

低刺激性化粧品を選びましょう

酒さの方はお顔の皮膚のバリア機能が低下して敏感肌になっていることが多いです。

そのため、化粧品は「敏感肌」用の低刺激性のものを選びましょう。

当院では、酒さの方でも安心してご使用いただける化粧品「セルニュー」シリーズを取り揃えています。

紫外線からお肌を守りましょう

紫外線は、酒さの増悪因子です。

しっかりと日焼け止めを塗り、帽子や日傘なども併用しましょう。

メイクについて

酒さの女性患者さんでも、メイクはできますよ!

黄色味のメイク下地やファンデーションがお顔の赤みを目立たなくするのに効果的です。

ただし、基礎化粧品と同様に低刺激性のものがよいでしょう。当院では、酒さの方も安心してご使用いただけるミネラルファンデーションを揃えていますので、是非お試しください。

ミネラルファンデーションはこちらをクリック

酒さ・赤ら顔 専用問診票

酒さ・赤ら顔で診療を希望される方は、酒さ専用の問診票をダウンロードしていただき、あらかじめご記入いただいたものを受診日にお持ちいただけると診療がスムーズです。

ご協力お願いいたします。

よくあるご質問

酒さ様皮膚炎とは何ですか?

酒さ様皮膚炎は、ステロイド外用薬を長期間塗ることで、酒さに似た症状が発生する疾患です。治療は、ステロイド外用薬の中止ですが、中止後にリバウンドが生じるため、当院では、リバウンドを抑えながら治療する工夫をしています。

アザクリアについて教えてください。

アザクリアは、ロート製薬のクリニック専用化粧品DRXシリーズの製品で、アゼライン酸高濃度配合クリームです。

朝晩、洗顔後に化粧水などでお肌を整えた後に、1回パール粒大をお顔全体に塗って下さい。1本(約60日分)1,800円(税抜き)です。

アザクリアを塗ると刺激を感じます。

使用した際に、若干のピリピリ感などをを感じることがありますが、赤くなったり、痛みが増強することが無ければ心配はありません。
刺激を感じる際は、必要に応じて一定期間をあけるなど(たとえば、夜のみや1日おきなど)様子をみてください。それでも症状がおさまらない場合はご相談ください。

Web予約・お問合せ

土曜日の午前診療(保険診療)は8時半診療開始、11時半受付終了となります。

お問合せはお気軽に

026-217-1230

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12月30日~1月5日までお正月休みを頂戴します。

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休診日:水曜、日曜、祝日

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理事長 新保 和花子

親切・丁寧な対応をモットーとしておりますのでお気軽にご相談ください。